2026/08/06 16:44
洋服やバッグの生地を選ぶとき、「綿100%」という表示はよく目にします。
でも、実は同じ綿100%でも、どんな糸を使っているかによって、生地の丈夫さや風合いは変わってきます。
今回は、山下義男商店が大切にしている「双糸(そうし)」について、できるだけわかりやすくご紹介します。
双糸って、どんな糸?
簡単にいうと、2本の糸を撚り合わせて1本の糸にしたものが「双糸」です。
1本の糸(単糸)に比べて、2本の糸を組み合わせることで、しっかりとした強さと安定感が生まれます。
イメージすると、
単糸 → 1本の糸
双糸 → 2本の糸を撚り合わせた1本の糸
という違いです。
双糸だから生まれる「丈夫さ」
双糸の大きな特徴のひとつが、丈夫でしっかりとした生地に仕上がりやすいこと。
毎日使うバッグや、長く着たい洋服などには、こうした糸の違いが大切になってきます。
今回ご紹介している生地も、タテに40番手双糸、ヨコに30番手双糸を使用しています。
そのため、しっかりとした生地感があり、長く使っていただきたいバッグやボトムスなどにも適しています。
そして、もうひとつの魅力
双糸の魅力は「丈夫さ」だけではありません。
糸を撚り合わせることで、生地に落ち着いた表情や、しっかりとした風合いが生まれます。
そこに遠州の職人による手染め、そして遠州の風と太陽を利用した天日干し。
ひとつひとつの工程が重なることで、機械的な均一さとは違う、自然な色ムラやシワ感、奥深い風合いにつながっています。
生地を見るときは「糸」にも注目してみてください
「綿100%だから同じ」ではありません。
どんな糸を使っているのか。
どんな織り方をしているのか。
どんな仕上げをしているのか。
そんなところにも目を向けてみると、いつもの生地選びが少し楽しくなるかもしれません。
山下義男商店では、素材の良さを活かし、長く使っていただけるものづくりを大切にしています。
次にバッグや洋服を手に取ったときは、ぜひ生地を触って、その「しっかり感」や「風合い」も感じてみてください。

